2013年6月20日星期四

HP電源アダプタの見分け方

HP電源アダプタについて何度も聞かれるので、ここに書く事にしました。何と言うか…アダプター界は混沌に満ち溢れています。全然違うアダプターを平気で繋いで使ってる人がカナリ多いです。9Vだから同じだ。で、繋いだら二度と動く事は無かった…昨日まで平気だったのに急に電源が入らなくなった…とそんな話を聞いて、見てみると全然違うアダプターを繋いでいた。そんな光景に何度も出くわしました。中にはファミコンのアダプターなら何でも動く。と言っている人もいました。
んなわけねーだろ
分からないなら純正のアダプターを買えばいいのに…とは思いますが、実際純正品は3千円位するし、手持ちで似たようなアダプターがあれば使ってしまう気持ちも分かります。
でもイチかバチか試してみて動いた=合ってるとは限りません。
合っていないと調子が悪くなったり音が悪くなったり、ある日突然、動かなくなる。という事が起きたりします。
楽器が減る事はミュージシャンにとって大きな損失なので、どうしても純正アダプタが手に入らない人たちの為に代替品を探す方法を記す事にします。

純正品が買える人は純正品を買って下さい。仕方なく代替品を使う人は自己責任で正しい知識の下に行って下さい。


1.まずアダプタには大きく2種類あります。PC関連や携帯などに使われるスイッチング方式と楽器に使われるトランス方式です。
軽いのがスイッチング、重いのがトランス式です。 トランス式の方が音が良いとか、スイッチング方式はノイズが出ると言われ、
楽器界ではトランス式が使われてきましたが、最近では楽器用もスイッチング式のアダプタが増えてきました。
多くの性能が圧倒的に勝るからです。同じ出力なら、軽いし、小さいし、発熱も少なく、省エネです。
いずれ楽器界でもスイッチング方式が主流になるでしょう。
2.電気に交流と直流があるようにアダプターにも交流(AC)と直流(DC)がある。
直流の物が多いので確認しない人も多いが、絶対に確認する事!
DC動作の楽器にACアダプタを繋ぐと大変危険です(ショートと同じ事が起きる。大抵は一瞬でアダプタが壊れるが、場合によっては火が出る・感電する事も考えられる。
また、機器側が壊れる可能性もある。繋いだ瞬間、機器側から破裂音がしたり異臭や煙が出た場合には使い続けず修理に出す事)。
Line 6やBOSSのACアダプタはDC用のコネクタには入らないように設計されていますが(径が違う)、DC用と同じプラグの物もあるので必ず確認して下さい。
交流があるのはトランス式の話で、スイッチング方式のHP電源アダプターは直流です。
3.DCアダプタには更にセンターマイナス(負電源)とセンタープラス(正電源)があります。
これは右回りか左回りか、みたいな物で、これが合わないと動きません。
これが逆だと電池を±逆に付けるようなもんです。保護回路の無い機器では機器側が壊れる恐れがあります。
4.最後に最もみなさんが勘違いしている部分です。そして最も声を大にして言いたい事です。
アダプタには「安定化電源」と「非安定化電源」があります。
一体何が違うのか?分かり易く言うと、出力電圧が表示のままかどうか
それが違います。例えば出力9Vと書かれていた場合、安定化電源なら9Vがキッチリと出ています。
しかし非安定化電源は12V~14V位が出力されているのです(開放時)

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