2014年5月29日星期四

HP 2140 アダプタ電源がつかない

最初に確認してほしいこと
1. コンセントが抜けていないか。
2. 電源やHP 2140 アダプタのコードがしっかり接続されているか。
3. 電源コードが破損していないか。
4. パソコン背面の電源スイッチがOFFになっていないか。(デスクトップPCのみ)
5. パソコンの電源スイッチを押下するとパソコンから起動音がしているか。

おそらく、どのパソコン修理業者も上記は最初に確認するはずです。 確認後に電源スイッチを入れても電源ランプが点灯せず、ハードディスクの回転音もしないなら、さらに以下を試してみてください。

デスクトップパソコンの場合
デスクトップパソコンの電源がつかない場合、電気がデスクトップパソコンに供給されているのかを確認します。 まずは、パソコンの電源スイッチの機能を確認します。 パソコン本体のコンセントを抜いてから30秒ほど待ち、それからパソコンの前面にある電源スイッチを数回押してみてください。 コンセントを抜いているので、電源がつくことはありませんが、電源スイッチを空押しすることで放電させてしまいます。 こうすることで、突然不正に切れたことにより残っていた電気が放出されて、電源スイッチが正しく機能するようになる可能性があります。

上記の作業をしても電源がつかない場合は、パソコンケースを開いてパソコン全面の電源スイッチの配線がマザーボードに接続されているかを確認してください。 また、電源ユニットの配線とマザーボードが接続されているかも確認してください。 当然、配線が接続されていなければ、電源がつくことはありません。 もしコードが外れていれば、しっかりと接続してください。

ノートパソコンの場合
ノートパソコンの電源がつかない場合、電気がノートパソコンに供給されているのかを確認します。 まずは、HP 2140 アダプタの電源ランプや温度から確認します。 正常だとコンセントを挿してから10~20分もすれば、ACアダプタが温かくなります。 ACアダプタが温かくならなければ、HP 2140 アダプタを交換する必要があるかもしれません。

次に確認するのはバッテリーです。 HP 2140 アダプタとバッテリーをノートパソコンから取り外して、本体だけ独立した状態にします。 本体だけ独立した状態で30秒ほど待ち、ノートパソコンの前面にある電源スイッチを数回押してみてください。 こうすることで、突然不正に切れたことにより残っていた電気が放出されて、電源スイッチが正しく機能するようになる可能性があります。 再びHP 2140 アダプタをノートパソコン本体に接続しなおしてコンセントをさしてください。 そして、ノートパソコン本体の電源スイッチを入れてみます。

バッテリーを通すと電源トラブルになりますが、バッテリーを通さないと正常に起動するケースがあります。 上記の方法で起動した場合は、バッテリーの劣化や故障が原因の可能性が高いです。

ここまで作業しても、ノートパソコンの電源がつかないままでしたら、ハードウェアの故障かもしれません。 故障個所の特定も困難ですので、パソコン修理業者に依頼した方がよいでしょう。

LENOVO ACアダプターの選び方

まずはLENOVO G570 ACアダプタの基礎知識として選び方から説明します。ACアダプタを選ぶ際に、一般的に注意しないといけない項目は以下の通りです。

ACアダプタを選ぶときの確認事項

定格出力電圧[V]は供給先の入力電圧範囲[V]に合わせる
供給先で使用する電圧に適しているかどうかを確認します。例えばArduino UNOのDCジャックの入力電圧は7V~12Vです。Arduinoは5V動作だから5VのACアダプタを繋いでしまったという間違いをしないように注意します。

出力がAC(交流)かDC(直流)か
通常はDC(直流)出力のACアダプタを使用します。ACアダプタだからAC(交流)と勘違いしないように注意します。ADアダプタとはAC 100Vコンセントから回路に電源(主にDC)を供給するためのアダプタという意味です。

電圧が安定化されているかどうか
トランス式のLENOVO ACアダプターは例えば5V出力であっても電流が少ない時は10V以上になるタイプがありますので注意が必要です。秋月で売られているスイッチングACアダプタは安定化されています。

定格出力電流[A]は回路に必ず流れる電流値では無い
電圧が安定化されたACアダプタでは、当然ながら電圧が一定に保たれます。しかし供給先の消費電力は様々です。5V 0.2Aの回路に5V 1.0Aの安定化されたACアダプタを接続すると回路に流れる電流は1.0Aでは無く0.2Aとなります。ACアダプタの定格電流は定格電圧を維持したまま流せる最大の電流値です。なお、安定化されていないトランス式の5V 1.0AのACアダプタの場合、1.0Aの電流が流れている時に5Vの電圧になり、その他の電圧値や電流値は仕様外で、どんな値になるか分かりません。

定格出力電流[A]には多少の余裕が必要
5V 0.1Aの回路に電源を供給する場合、5V 0.1AのACアダプタでは供給能力が不足する場合があります。多くの電子回路は電流が変化しますのでACアダプタはその変化の最大まで供給できる必要があります。また、供給先の回路にヒューズが入っている場合、そのヒューズを切ることが出来る供給能力画筆王です。正確にはヒューズの値を設計する時にACアダプタの定格出力を考慮して決定します。

PSEマークが必要
国内の電気安全法に適合したLENOVO G570 ACアダプタにはPSEマークが表示されています。このマークの無いACアダプタを家庭のコンセントに接続してはいけません。守らずに泣くことになったり、泣くことすら出来ない事故に遭遇してしますのは貴方だけではありません。必ずPSEマークの表示を確認してから購入してください。

2014年5月26日星期一

LENOVO ACアダプター選定のための諸元について

本体の諸元

【電圧】普通、これからお求めになるLENOVO G570 ACアダプタの電圧は元々使用していたACアダプタの電圧と同じものでなければなりません。その電圧は元々使用していたACアダプタの製品ラベルに記載されているはずです。例えば、6Vとか、12Vのような表示があるはずです。
【電流】皆さんが悩むのは電流でしょう。電流も元々使用していたACアダプタの製品ラベルに記載されているはずです。1Aとは2.5Aのような表示が電流諸元です。(中には電流値の代わりに電力値を表示しているものもあります。5Wとかのような表示ですが、この場合は電力値を電圧値で割り算をした答が電流諸元です。例えば5Vで6Wなら、6÷5=1.2で、1.2A という電流地になります。)
お求めになるPWシリーズのACアダプタの電流値は元々使用していたACアダプタの電流値と必ずしも同じである必要はありませんが、同じ電流値か、それより大き目のモデルを選んでください。

出力コネクタの確認

【形状】多くのLENOVO ACアダプターにはDCプラグが使用されています。普通のDCプラグは1Aか2A、多くても3A程度までの電流しか流せません。イージーバイのACアダプタは更に大きな電流のものが多く、それらにはPower-DINコネクタが使用されています。その他、DINコネクタやMini-DINも少数ですがあります。各モデルの型番にはDCプラグならOC-01またはOC-01F、Power-DINならOC-34またはOC-34Bのようにコネクタの区別が含まれ、各モデルの詳細説明のページ左にひょ字されたコネクタ名をクリックするとコネクタの形状が明示されていますのでご確認ください。

イージーバイのDCプラグはセンター電極がフォーク(音叉)形状に作られていますが、外形が5.5mm径のプラグのセンター電極は2.1mmと2.5mm径があり、判断し難く、厳密には両者は異なりますが、非フォークタイプでは差し込むこともはできます。
【ピン接続=極性】DCプラグの場合には、センター電極にプラス電圧が接続されているかマイナス電圧が接続されているかの区別があります。Power-DINのような複数ピンのコネクタではプラス電圧やマイナス電圧がどのピンに接続されているかの区別があります。これらが異なれば、電圧値や電流値が正しく選ばれてもACアダプタを使用することはできません。
「購入したACアダプタを接続したが装置が動かない」と言われるお客様の場合、多くはこの接続を気にせずにお求めになっています。極性が異なれば装置を壊してしまうこともありますので、この点十分にご注意ください。
ピン接続は製品ラベルにも記載がないことが少なくありませんので不明な場合は装置の取扱説明書を調べたり、同じ装置をお使いの方に教えていただくなどしてご確認ください。
ここまでは、LENOVO G570 ACアダプタをお求めになるとき最低限確認して頂く必要がある要点をまとめました。以下に上記と重複する記載もありますが、更に少し説明をさせていただきます。

意外に故障の多いパーツFSP 電源の基礎

PCのパーツの中で、雑誌の新製品コーナーにもあまり紹介されないし、通常使用している分には、ほとんど気にもしないが、すべてのPCに使われている重要なパーツが電源ユニットだ。そして、ハードディスクと並んで、意外と故障が多いのも電源ユニットである。しかし、FSP180-50PLA 電源にトラブルがあるとどのような症状がでるかよく分からない、という人や、そもそも電源ユニットに種類やスペックの違いなんてあるの? という方もいることだろう。

PCに限らず電力で稼働する製品には、何らかの電源が組み込まれている。デスクトップPCの場合は内蔵の電源ユニット、ノートPCならば外付けのACアダプタやバッテリが該当する。電源ユニットからは、PCの各パーツが必要とする電力が規定の電圧/電流で供給される。つまり、内蔵されているPCパーツの種類や数などにより、電源ユニットに要求される仕様も変化する。これが電源ユニットごとの違いにつながるわけだ。

さて、もしFSP 電源が故障し、出力される電圧/電流が規定値から外れたりするとどうなるのだろうか? 各パーツの動作がおかしくなったり故障したり、最悪の場合は発煙・発火することだってあり得る。それにPCパーツのほとんどは、電源ユニットからの電力供給を受けているので、電源ユニットの異常は多くのPCパーツに影響を及ぼす深刻な事態となる。

故障した電源ユニットは、基本的にユーザー・レベルで修理できる代物ではないため、通常はPCごと修理をメーカーに依頼することになる。しかし、後述するようにトラブルの原因を切り分けて、ソフトウェアやほかのパーツではなく電源ユニットに原因を特定するのはなかなか難しい。また、たまに電源ユニットの動作が不安定になるといったような場合は、メーカー側でも故障箇所を特定できず、完全に修理できないこともある。電源ユニットの故障を発見したり、また場合によっては自分の手で交換したりできるようになれば、メーカーによる修理にかかる時間や費用を削減することも可能だ。

そこで本稿から2回に分けて、FSP180-50PLA 電源の交換を取り扱う。まず本稿では、電源ユニットの交換前に必要な知識やノウハウとして、電源ユニットの故障や動作不良に起因するPCのトラブル例と、最近の電源ユニットの規格について解説しよう。

2014年5月23日星期五

使用環境とINTEL PCクーラー寿命

寿命とか交換とか考えないといけないですよね。使う環境とかにもよるのでしょうけど。

LGA1156 CPUクーラーは長時間の高速運転に耐える製品ですが、当然、寿命があります。その寿命は使用環境によって異なりますが、特に温度の影響が大きく、カタログ等で記載される数値には必ず何℃における値、といった表現がされています。

もちろん、塵芥の多い環境などで使用すれば寿命は短くはなりますが、大雑把に言って、通常のACファンで25,000時間、DCファンでは40,000時間はあります。さらに長寿命タイプの製品の中には20万時間を達成している特殊な製品もあります。この場合、20年間以上も連続運転できるわけで、機器本体の寿命よりも長いかもしれません。

こうなると、INTEL PCクーラーの交換は考える必要がありません。なお、FA機器など悪条件下での使用に対しては、防油仕様や防水仕様のファンがあります。

取り付け場所や取り付け方法で注意する事項はありますか。

露出して取り付ける場合は、安全対策としてフィンガードを使用してください。また、塵芥対策が必要な場合はフィルターの併用を推奨します。また、ファンを取り付けるとその開口部は、電磁波が自由に行き来できる通り道になるため、電磁ノイズの出入り口が設けられたとも言えます。ファン単体でできる対策はファンの接地やシールドをしっかり採ることですが、装置としての対策も講じる必要があります。

実際の取り付け上の注意としては、フランジの取り付け穴にリブの無いLGA1156 CPUクーラー、長いネジで貫通して固定することは強度に問題があるので避けてください。希にタッピングビスで取り付けようとする例も見受けますが、これもやってはいけません。

LENOVO ACアダプターの耐久性・長時間使用について

LENOVO G570 ACアダプタの連続使用10000時間ってどう思いますか?24時間つけっぱなしだと416日という事になります。屋外駐車場にLEDライトを設置しようと思うんですが、1年ちょいでACアダプタの交換という頻度はちょっと短い気がします。

その内容でも異なりますが、10000時間というとスイッチング方式の感じがします。メーカ補償は1年でしょう。1年以降壊れたら買い換えてください。とメーカーに言われます。修理したら馬鹿らしいほどの金額になります。(実際偶発的ですが定格以下での使用でも壊れる場合があります)

アルミ電界コンデンサには寿命予測という言葉があり、その予測式はアレニウスの法則といいます。先の10℃上昇で寿命半分というものですがもっと詳細で種類により3.5℃2倍則、基板自立型は5℃2倍則、また自己発熱による寿命加速係数など複雑です。

なお、10000時間後には使えなくなるかというと、ドライアップによる容量抜けなどが起きる可能性があり、LENOVO ACアダプターの電圧は問題ないですが、出力リプルが大きくなったりします。

普通、生産を絶対止めたくない機械はこの10000時間を気にしてメインテナンスを考えますが、家庭のライトなどの場合壊れたら交換で良いと思います。程度問題ですが、もう40000時間越えたので換えようかな?という程度の考えがお勧めです。

負荷が少ない時はほとんど熱を出さない物と、コンセントに接続しているだけでかなり暖かくなる物もあります。設計が悪く負荷が少なくても熱を出す物や、負荷が大きい使用状態が長時間続く場合は寿命も短くなると考えられます。

私の場合、去年からの節電に対応するために色々調べて消費電力の大きい違いに気付かされました。長時間接続して使う機器には熱をほとんど出さない消費電力の少ない物を選んでケーブルの途中にカプラーで差し替え使用できるように改造し、純正のLENOVO G570 ACアダプタの使用をやめた物もあります。

2014年5月19日星期一

HP ACアダプター安全のために注意事項を守る

HP 2140 アダプタや電源コードは、丁寧に取り扱うことが大切です。 過度に曲げたり、引っ張ったりすると断線したり破損し、発火の原因になります。 安全のために下記の注意事項をお守りください。

電源コードを引っ張ったり、上にものを載せたりしない。

キャスター付きのイスを移動する場合など、電源コードを踏んだり、巻き込んだりしない。

AC アダプターは、机や床の上に置くなどして宙づりの状態にしない。

電源コードや HP ACアダプターのプラグが不完全な差し込み状態では、使用しない。

電源コードを束ねたまま通電しない。

電源プラグにほこりが付着したままの状態で使用しない。

雷が鳴り始めたら、電源コンセントに接続した電源コードや AC アダプターに触れない。

AC アダプターを机の上の本等に埋もれさせたり、床の上のクッション等の下に置いたり、放熱しにくい場所に放置しない。

HP 2140 アダプタを肌が触れる位置に置いたり、枕、毛布、ソファー、カーペット、または衣類等の上に置かない。

乳幼児の手のとどくところに設置しない。

濡れた手で触ったり、水を使用したりする場所に放置しない。

直射日光のあたる場所、ヒーターやストーブなどの熱源の近くに放置しない。

分解・改造はしない。

INTEL PCクーラーの掃除・クリーニング

「ヴォーン」とパソコンの裏あたりから。パソコンを開けてみると、CPUクーラーにゴミや埃がたまってました。

LGA1150 CPUクーラーの音がうるさいというのは、一体型のパソコンやデスクトップのパソコンにはよくあるトラブルです。数年に一度はクリーニングしておくと、それだけで音が静かになるし再起動や電源が落ちるなどのトラブルを防ぐことが出来ます。

CPUクーラーの清掃・クリーニングは大きく3段階に分けることができると思います。個人個人のレベルや知識に応じて行うことができるわけです。

パソコンのカバーを外し,扫除机などで吸い取る

この方法は特に難しい分解等をせず、パソコンのカバーを外しゴミや埃がたまっているCPUファンあたりに掃除機をあて掃除するという方法。基盤やメモリー等に掃除機をあてないよう慎重にクリーニングします。

こんな感じで汚れているので,扫除机で可能な限り吸い取っていきます。

CPUクーラーまで外して,扫除机などで吸い取る

次の方法がこれです。INTEL PCクーラーが外しやすい、外しにくいなど程度の差はありますが、基本的にネジを4本抜くなどで、CPUクーラーは外すことができます。

この状態で掃除機などで吸い取ります。

CPUクーラーを取り外しているので、それなりにきれいにクリーニングすることができます。カバーなどもきれいにして再度CPUファンと一緒に元通りに取り付けます。。ここまでクリーニングするのが一般的な対処法です。

ヒートシンクを取り外して,掃除する(完全クリーニング)

ソケットからヒートシンクを取り外し、ヒートシンクも分解してクリーニングします。こ の完全バージョンはある程度CPUソケットの外し方が理解できれば、難しいものではありません。ただCPUソケットにもいくつか種類があったり、グリスが 乾燥してCPUとヒートシンクがくっついて外せなかったりと、いろんな事も起こり得ますので注意して行うといいかと思います。

まとめ

さて今回、LGA1150 CPUクーラーの掃除・クリーニング方法を3通り紹介しました。そのパソコンのCPUファンの形状や汚れ具合などで、どの方法で行うかは違ってくると思います。基本的には掃除機で吸い取るだけでもかなりの効果は期待できますので、パソコンの音がうるさい、CPUクーラーの音がうるさいという時は、まず試してみるといいかと思います。

2014年5月12日星期一

SAMSUNG 液晶パネル取り付け上の注意

LTN156AT17 液晶パネルは、指で押したときの電極間の容量値変化を測定して、タッチ位置を検出するメカニズムを持っています。現実にはシステムに組み込むと、タッチパネル・FPCテール・コントローラ基板と金属シャーシ等の間に、定常的に静電容量結合が生じております。
弊社製品は、電源起動時にこれら周辺環境にあわせ、自動的に待機状態での感度レベルを調整いたします。電源投入後、周辺環境が変化したり、電界を変化させる要素(容量の大きなコンデンサ・電源ユニット・LCD パネル・アースを取りうる金属部品など高い誘電率の材料 High Dielectric Constant Materials)が至近にありますと、入力による静電容量の増加分よりも、これらの外的要因の影
響がおおきくなり、座標検出メカニズムに悪い影響を与えます。

構造設計時は、下記をご参考として、可能なかぎり前述の不安定要素を排除するように、距離をとってください。

取り付け 

SAMSUNG 液晶パネルを押したときにもギャップが変動しないこと、経時変化によるギャップ変動が発生しないようにしっかり固定して下さい。誤動作を招く可能性があります。 ギャップの確保が必要なところ。

屋外で使う場合、結露が発生しないようにして下さい。故障の原因となります。

LCD パネルに貼り付ける構造 

タッチパネル上部側に配置されるベゼルは、絶縁性樹脂から成る材料を推奨いたします。タッチパネルとベゼルの距離を確保して下さい。
板金を使うとアクティブエリアの外周部で板金と容量結合が発生することがあります。
板金等の金属材料でベゼルを設計するときは、タッチパネルとベゼルパネルの間のギャップを2mm程度確保するようにして下さい。 に経時変化が発生しないように、 LTN156AT17 液晶パネルの貼り付けは、4 辺を隙間なく貼り付けることを推奨し。

INTEL PCクーラーの騒音元をつきとめる

騒音元をつきとめる

PCの騒音となるパーツ、LGA1156 CPUクーラー・VGAクーラー・ケースファン・電源・HDDの静音化を一気に施してしまうのであれば、どこが最も騒音の原因となっているかを調べる必要はありませんが、通常最も騒音を発しているPCパーツから交換していこうと考えると思います。

一般的なPCパーツの騒音の大きさ


お使いのPCによって大きく異なる場合もありますので、参考程度に留めて欲しいのですが、一般的には上図のような感じで、騒音を発していると思います。HDDアクセス音の騒音については、人によってうるさいと感じる人とあまり気にならない人がいるようなので載せていません。

騒音元をつきとめる簡単な方法

できるだけ無駄なパーツ交換をすることなく、静音化を図りたいのであれば、騒音元の音の大きさを1つずつ確認していきます。
具体的には、PCのケースのサイドパネルを開けっ放しの状態で、PCの電源を入れ、INTEL PCクーラーを指で押さえて騒音を確認していきます。

CPUファン、ケースファンはファンの中央を指で押さえれば止めることができると思います。全てのファンを止めた状態でも騒音がある場合は、電源がうるさいということになります。

LGA1156 CPUクーラーは怪我をするほどの速さで回っているわけではありませんが、いちおう実行する場合は注意しましょう。また、PCケースを開けっ放しの状態で、長時間PCを作動させるのは、あまり良くない場合があるので、騒音元の確認が出来たら閉じましょう。

2014年5月9日星期五

FSP 電源の選び方

FSP 電源の寿命は、コンデンサの寿命

電源には、コンデンサが使われています。コンデンサは、電圧を一定にする役割があり、必要不可欠な部品です。コンデンサには様々な種類がありますが、SPI-250G 電源には、中身に電解液が入った電解コンデンサが使われており、使用に伴い劣化していきます。また、使用環境の温度によって劣化の速さが異なり、寿命が変わってくる特徴があります。

電源の寿命はコンデンサの寿命と同じと言っていいくらいであり、電源に高品質な耐久性が高いコンデンサが使われている方が望ましいです。

推定寿命の長さに期待できる105℃電解コンデンサ

電解コンデンサには、耐久温度別に85℃電解コンデンサと105℃電解コンデンサの2種類があります。85℃や105℃といった高温な環境でFSP 電源は使われる事はまずないので、どちらでも良さそうですが、電解コンデンサは温度による劣化が主因であるため、寿命時間はアレニウスの法則に従う事が知られています。

アレニウスの法則は、使用環境の温度が10℃下がるごとに寿命時間が2倍になるという法則であり、85℃電解コンデンサの仕様で、耐久温度85℃における寿命時間が1000時間と保証されているのであれば、75℃で2000時間、65℃で4000時間と寿命時間を推定できます。

105℃電解コンデンサの仕様で、耐久温度105℃における寿命時間が1000時間と保証されているのであれば、同様に95℃で2000時間、85℃で4000時間、75℃で8000時間と寿命時間を推定できます。

耐久温度において保証されている寿命時間はコンデンサによって異なり、アレニウスの法則に従って推定通りに寿命時間が延びる事が保証される訳ではありませんが、同じ使用環境の温度でパソコン(電源)を使うなら、105℃電解コンデンサの方が長寿命である事が期待できます。

もし、パソコン(電源)を、温度が高い環境(冷房が効いていない夏場の部屋等)で使用したり、発熱量が高い高性能なパソコンとしてSPI-250G 電源を使用するなら、105℃電解コンデンサが使われている電源を選ぶのが望ましいです。

SAMSUNG 液晶パネルの寿命はどのくらいでしょうか

使用頻度による寿命の違いですが、毎日5時間の方が14時間よりは寿命は長くなるはずです。

LTN173KT02 液晶パネルの寿命というと真っ先に上がるのがバックライトの寿命です。だいたい2~3万時間といわれていますから、質問文の使用頻度から単純に計算すると、4~6年程度が寿命ということでしょう。但し、それ以前に輝度がかなり落ちてくるはずですが。

ノートPCに搭載されるHDDの平均故障間隔(MTBF)は30万時間といわれています。一見、液晶のバックライトよりかなり長く保つように見えますが、SAMSUNG 液晶パネルの寿命時間とは定義が異なりますし、使用環境(温度)によって値が著しく変化します。仮に、PC筐体内温度が45℃だったとすると、MTBFは12万時間まで落ちます。それでも15年くらい保ちそうに見えますが、3年経過時の故障率が約2~3割程度になるとのことで、決して安穏とできる数値ではなくなります。

特に最近のHDDは高密度化が進み、データを消失する故障が起こりやすくなっているのは、HDDメーカーも認めるところだそうです。個人的には、やはりHDDの故障率の方が高いかなという印象を持っています。

ノートPCの場合は、液晶のバックライト以外にも、液晶開閉のヒンジ部分なども壊れやすく、そういった部分の寿命は利用形態や機種によって著しく異なります。しかし、そのような故障も液晶全般の寿命として捉えると、人によってはLTN173KT02 液晶パネルの方が寿命が短く思えるのかもしれません。

ノートPCの3年目というのは故障率も上がり、壊れる可能性も高くなる時期に入ります。データバックアップ等の準備は怠りのないようお気をつけください。

2014年5月8日星期四

SAMSUNG 液晶パネル取扱い説明および注意事項

取扱い上の注意

1.LTN156AT32 液晶パネルはガラス製品の為、強い衝撃を加えると破損します。落下させるなどして機械的衝撃を加えないよう十分注意して下さい。
2.表示面に使用している偏光板は傷つきやすいので、ピンセットや工具などの固い物を当てたり押したり、こすったりしないよう十分注意して下さい。
3.液晶パネルの表面にある偏光板は有機溶剤によって侵される事がありますので表示面が汚れた場合にはセロハンテープでゴミを吸着するか脱脂綿などの柔らかいもので軽く拭き取って下さい。
4.水滴などが長時間付着すると変色やシミの原因になりますのですぐ拭き取って下さい。
5.SAMSUNG 液晶パネルが破損した場合、流失した液晶を口に入れないで下さい。万一、皮膚や衣類に付いた場合は、石鹸で洗い流して下さい。

保管環境上の注意

1.取扱いの際、静電破壊にご注意下さい。
2.高温、高湿下では偏向度劣化を起こしたり、気泡発生や偏光板のはがれが発生することがありますので使用、保存は避けて下さい。保存の際には、直射日光や蛍光灯の光を避けて下さい。
3.塵埃や腐食性ガス、塩分のない清潔な場所で保存して下さい。
4.振動や衝撃等機械的ストレスを受けない場所に保存して下さい。
5.放射線、静電気、強磁界にさらされない場所に保存して下さい。

動作上の注意

1.電源を入れたまま接続したり、取り外したりしないで下さい。故障する場合があります。
2.保存温度の範囲を超えた場合動作規定温度内に戻しても正常に動作しない場合がありますので注意して下さい。
3.光学特性(コントラスト、視角範囲)は、コントラスト調整用VRを調整することで変化します。コントラストの調整用VRにより最適なコントラストに調整して下さい。出荷時は25℃設定で調整しています。
4.表示状態によっては若干、画面を切り換えた際に残像のように前に表示していた状態か視角範囲外が見える恐れがあります。
5.VDDが安定する前に各信号を入力すると内部で使用していますLSIがフローティング現象やラッチアップ現象により破壊されることがありますので十分注意して下さい。
6.電源入力部、制御信号部には保護回路を設けておりませんので、電源変動(リップル電流、電圧)、雷サージ、ノイズ、逆電圧等の電気的ストレスが加わらないようにして下さい。素子が破損した場合、発煙、発火、焼損に至る可能性がありますので、必ず保護回路を入れてご使用下さい。

実装上の注意

1.絶対に改造したり分解したりしないでください。
2.LTN156AT32 液晶パネル表面にある偏光板や液晶パネルを保護するため、透明アクリル板など保護パネルを設けて下さい。

安全上の注意

1.メタルフレームのエッジにはバリがあるため怪我に十分注意して下さい。設計に際してはメタルフレームエッジ部にケーブル等が接触しないように十分配慮して下さい。

ASUS アダプタ電源の安全のために注意事項を守る

ASUS ACアダプタや電源コードは、丁寧に取り扱うことが大切です。 過度に曲げたり、引っ張ったりすると断線したり破損し、発火の原因になります。 安全のために下記の注意事項をお守りください。

電源コードを引っ張ったり、上にものを載せたりしない。

キャスター付きのイスを移動する場合など、電源コードを踏んだり、巻き込んだりしない。

AC アダプタは、机や床の上に置くなどして宙づりの状態にしない。

電源コードや ASUS アダプタ電源のプラグが不完全な差し込み状態では、使用しない。

電源コードを束ねたまま通電しない。

電源プラグにほこりが付着したままの状態で使用しない。

雷が鳴り始めたら、電源コンセントに接続した電源コードや AC アダプタに触れない。

AC アダプタを机の上の本等に埋もれさせたり、床の上のクッション等の下に置いたり、放熱しにくい場所に放置しない。

ASUS ACアダプタを肌が触れる位置に置いたり、枕、毛布、ソファー、カーペット、または衣類等の上に置かない。

乳幼児の手のとどくところに設置しない。

濡れた手で触ったり、水を使用したりする場所に放置しない。

直射日光のあたる場所、ヒーターやストーブなどの熱源の近くに放置しない。

分解・改造はしない。

2014年5月5日星期一

SAMSUNG液晶パネルの保証期間の違いは?

液晶ディスプレイに限らず、パソコンや周辺機器には保証期間があります。これは機器を購入後、メーカーが想定する使い方をしていて故障した場合に、無償で修理する期間を示すものです。この期間はメーカーや機器によって違います。

LTN154AT09 液晶パネルでは、多くのメーカーが通常1~3年程度を保証期間としています。ただし、保証期間が3年であっても、その中で液晶パネルやバックライトなど特定の部品の保証期間については1年間のみ、さらに1年の保証期間内であっても液晶パネルの劣化、バックライトの輝度低下などについては保証の対象外としているメーカーがほとんどです。これらの部品が故障した場合は、保証期間内であっても基本的に有償修理となります。

保証の対象外となるのは、液晶パネルやバックライトが「消耗品扱い」であるためです。

バックライトは液晶の背面から光を当てて画像や文字を映し出す役割を担っています。液晶ディスプレイ単体とノートパソコン用の液晶パネルでは構造は多少異なりますが、液晶ディスプレイではバックライトの光源に冷陰極管と呼ぶ蛍光灯を使います。蛍光灯は、蛍光材料に電圧をかけて発光させるため、時間が経つほど暗くなっていくのです。

また、SAMSUNG液晶パネルも、通常使っていると紫外線などの影響で劣化していきます。両方とも購入時の性能を維持することが物理的に不可能であるため、消耗部品扱いとなり保証の対象外となっているのです。

ただし、消耗品といってもそれほど頻繁に壊れたり、劣化するものではありません。一般にバックライトの寿命は非常に長く、3万~6万時間は持つと言われています。もし、6万時間だとすると1日に12時間使い続けたとしても14年近く持ちます。

しかもこれは経年変化によって、ある一定の電圧をかけても所定の明るさに発光できなくなる状態です。

メーカーの言う寿命時間は、製品出荷時の最も明るい状態で使い続けて、明るさが半分になった状態までの時間ですから、液晶の明るさを下げて使っている場合はもっと長く持つ計算になります。LTN154AT09 液晶パネルも以前に比べると経年劣化は大幅に減少しています。

FSP PC電源を交換して延命する


早速FSP180-50PLA電源の交換です。

ケースの横のカバーを外すと、ケーブルでぎっしりのパソコン内部が確認できます。電源ケーブルにハードディスクのフラットケーブル等が複雑に絡み合っています。

写真の赤丸の印の部分の、ケースに取り付けられているねじを5箇所外すだけで、電源ユニットは簡単に外れます。
マザーボード、ハードディスクドライブ、フロッピーディスクドライブ、DVDドライブ、ビデオボード等に接続されている電源ソケットを取り外し、結構重い電源ユニットごと外すことができました。

それにしても、パソコンの蓋を外すと、なんとも内部は埃だらけなのに驚きます。
部屋を汚くしているということも無く、私の部屋も妻が毎日掃除機をかけているのでそんなに埃が出るはずはないのですが、ファン周りを中心に埃が堆積しています。
まずは掃除機で吸い取ります。CPUファンやヒートシンクも埃だらけ。この機会にきれいにできます。掃除機で吸い取ります。

右が外したFSP PC電源。左がこれから取り付ける「筋肉電源」です。
時代は違えど同じメーカーの電源を求めましたし、大きさは規格品なので同じです。でもファンが後ろに加えて下側にも付いており、放熱を高めています。

取り外しと反対の手順で、フレームにねじで固定します。

後ろ側に加えて、下側にも冷却ファンが付けられています。
FSP180-50PLA電源の下側からの風がCPUファンのあたりに当たります。問題が生じなければよいのですけれど。

マザーボード2箇所、CPU、HDD、CDドライブ、FDD、キャプチャーボードにそれぞれコネクターを接続し、ケースの蓋を閉めて完了です。

心配しながら電源スイッチを入れると、無事Windowsが起動します。