2014年7月29日星期二

Precision T3500 電源が故障した時、何をするか

私の場合(故障した電源がコネクタ、電気的には電源の場合)
1. PCのカバーを開け、故障した電源を取り外す。
2. 修理期間中の代替電源としてストックのPrecision T3500 電源を取り付ける。(電源の大きさが全然違うので当然カバーは取り付けられない。)
3. 代替電源でPCを試用し、電源の故障であったことを最終的に確認する。
4. 故障した電源を分解し、二次系の電解コンデンサを全て取り外し、交換用部品を注文する。
5. 交換用コンデンサが到着したらそれを故障した電源に取り付ける。
6. 代替電源を取り外し、修理を終えた電源を元のように取り付ける。

Precision T3500 電源の故障個所を探るプロセスが欠けているじゃないかと突っ込まれそうですが、これには理由があります。

故障した電源からコンデンサを外してCメータで量ってみても、液漏れでもしていない限り、容量には異常がないことが多いのです。いや新品時の容量よりは減少しているのでしょうが、刻印された容量は満たしていることが殆どなのです。

でも、Precision T3500 電源の中の部品で圧倒的に故障し易い部品は大容量のコンデンサであることは間違いないので、静電容量が異常でなくてもESRの方が異常になっているのだろうと決め付けて、電解コンデンサを交換することにしています。全ての電解コンデンサを交換するのではなくて電源供給能力に密接に関連する二次系の電解コンデンサだけを交換します。これだけでまず多くの場合大丈夫です。もちろん一次系二次系に関わらず、膨張や液漏れしているコンデンサは必ず交換します。

ASUS UL20A ACアダプタ使用上のご注意

ASUS UL20A ACアダプタは防じん、防滴、防水仕様ではありません。置いてはいけない場所使用中、保管中にかかわらず、次のような場所に置かないでください。故障の原因になります。
• 異常に高温になる場所
ダッシュボードの上など直射日光の当たる場所や、熱器具の近くには置かないでください。炎天下や夏場の窓を閉め切った自動車内は特に高温になります。放置すると変形したり、故障したりすることがあります。
• 激しい振動のある場所
• 強力な磁気のあるところや放射線のある場所で使わないでください。正しく撮影、再生できないことがあります。
• 砂地、砂浜などの砂ぼこりの多い場所
海辺や砂地、あるいは砂ぼこりが起こる場所などでは、砂がかからないようにしてください。故障の原因になります。

使用について

ASUS UL20A ACアダプタは、コンセントの近くでお使いください。本機をご使用中、不具合が生じたときは、すぐに電源プラグをコンセントから抜き、電源を遮断してください。

• ACアダプタ-を壁との隙間などの狭い場所に設置して使用しないでください。
• 強力な電波を出すところや放射線のある場所で使わないでください。
• 強い衝撃を与えたり、落としたりしないでください。
• TVやAMラジオやチューナーの近くで使わないでください。TVやラジオ、チューナーに雑音が入ることがあります。
• 使用後は必ずACアダプターの電源プラグをコンセントから抜いておいてください。コンセントから抜くときは電源プラグを持って抜いてください。
• 本体や接続コードの接点部に他の金属類が触れないようにしてください。ショートすることがあります。
ASUS UL20A ACアダプタを海外旅行者用の電子式変圧器(トラベルコンバーター)などに接続しないでください。発熱や故障の原因となります。

お手入れについて

• 汚れがついたときは、柔らかい布やティッシュペーパーなどで、きれいに拭き取ってください。
• 汚れがひどいときは、水でうすめた中性洗剤に柔らかい布をひたし、固くしぼってから汚れを拭き取り、乾いた布で仕上げてください。
• アルコール、シンナー、ベンジンなどは使わないでください。変質したり、塗装をいためたりすることがあります。
• 化学ぞうきんをご使用の際は、その注意書きに従ってください。
• 殺虫剤のような揮発性のものをかけたり、ゴムやビニール製品に長時間接触させると、変質したり、塗装をいためたりすることがあります。

2014年7月22日星期二

Precision T3500 電源選びのヒント

Precision T3500 電源の選び方ですが、主電源の規格が「ATX(20/24ピン)」のものを選択しましょう。電源のピンが(20/24ピン)と別れるタイプの電源は旧マザーボード(Pentium 4の初期)にも対応でき、最新のマザーボードにも使用できます。あなたの選んだパソコンがPentium4以降の製品であるなら、まず間違いなくこの規格で動作します。商品検索でキーワード検索をして絞り込みます。

次に最大出力はマシンごとに異なります。3Dゲームなどのハイエンドマシンは500W以上のものを選択します。ミドルレンジ以下の製品については、450Wもあれば十分です。実際Core2 Duoで組めば300W位でも動きます(ビデオカードをミドルレンジのものを使用した場合)。

製品を一つづつ見ていくと、同じように見えるPrecision T3500 電源でも特徴が分かってきます。その一つがケーブルの着脱です。電源から伸びるケーブルを全て使用している人はほとんどいません。そこで必要なケーブルのみを取り付けられる、着脱式の電源があります。ケーブルが邪魔にならないのでケース内のエアフローを確保でき、お勧めです。

また、電源の効率と言う面でもいろいろな製品があります。PC電源は家庭の交流電源をPCでも使える直流の規定電圧に変電する役割を持っています。その変電の効率が100%に近い製品ほど優秀な電源と言うわけです。

電源は出来れば安物ではなく1万円以上するモデルの購入をお勧めします。最近のパソコンは電源に負荷がかかるのか、安物の電源トラブルに何件か遭遇しています。どれも7000円ほどの電源で購入してから2年未満の製品でした。

Precision T3500 電源のトラブルは案外原因が付きとめられないので、トラブルを未然に防ぐという意味でも高性能電源をお勧めします。

LGA775 CPUクーラーとファンを掃除

最も効果的と思われる静音化。

デスクトップでPCケースを開けた事が無くうるさいならまずは掃除。一般家庭なら1年も経てばホコリは溜まっていると思われ、布団の有る部屋や喫煙するなら更に期間は短くなるもの。

LGA775 CPUクーラーの奥に有る銀色の網のような鉄、ヒートシンクにホコリが積もって付着していないか。ファンを指で軽く押さえてエアダスターで吹く、または掃除機で吸いましょう。

グラフィックボード搭載でファンが付いているなら盲点になり易い箇所。ファンが下を向いている事から見えづらく、外すかPC本体を倒してLGA775 CPUクーラーと同じように掃除を。

PCを例に。上のこちらを向いている物がLGA775 CPUクーラー、その下に有る赤い小さめな基板で赤いファンがチラ見えしている物が。

購入時と比較し、やたらとうるさくなった場合は掃除で改善されるは良く有る事。

2014年7月21日星期一

SAMSUNG LTN101NT05液晶パネルのバックライト交換

LTN101NT05液晶パネルの故障で多いのがバックライトである。

これは、液晶パネル部分の表示が暗くなり画面がよく見えなくなると言ったものである。原因としては液晶の裏側にあるバックライトと言う部品に不具合が起きたからという事になる。

このバックライトの修理と言うのは、ほとんどの場合バックライトの交換と言う事になるわけであるが、メーカーに依頼するなら当然純正品を使うので何ら問題はないが、修理業者に頼んだ場合、場合によっては汎用品を使用するため元の色味と変わる可能性がある。その辺のことはあらかじめ了解する必要がある。

バックライト修理以外でLTN101NT05液晶パネル修理と言うと、その他にはインバータの修理があるかもしれない。

このインバータと言うのはバックライトを働かせるのに必要なパーツであると覚えていただければ結構でいいのだが、このインバータの不具合の場合もある。この交換は修理業では出来ない場合がある。と言うのもこの部品は各ノートパソコンによって違うので、純正品による交換が必要になる。その事はご承知おきいただく必要がある。

LTN101NT05液晶パネルについてはまた別に述べようと思う。

ASUS UL20A ACアダプタの注意

水滴のかかる場所など、湿気の多い場所やほこり、油煙、湯気の多い場所では使わない

上記のような場所で使うと、火災や感電の原因となることがあります。

指定以外のASUS UL20A ACアダプタを使わない

火災やけがの原因となることがあります。

ぬれた手でACアダプターをさわらない

感電の原因となることがあります。

長期間使用しないときは、ACアダプターをはずす

長期間使用しないときはASUS UL20A ACアダプタの電源プラグをコンセントから抜いてください。火災の原因となることがあります。

お手入れの際、電源プラグを抜く

電源プラグを差し込んだままお手入れをすると、感電の原因となることがあります。

安定した場所に置く

ぐらついた台の上や傾いたところなどに置くと、製品が落ちてけがの原因となることがあります。

コード類は正しく配置する

コード類は足に引っかけたりして引っぱると製品の落下や転倒などによりけがの原因となることがあるため、充分注意して接続、配置してください。

通電中のASUS UL20A ACアダプタに長時間ふれない

温度が相当上がることがあります。長時間皮膚がふれたままになっていると、低温やけどの原因となることがあります。

ACアダプターを布団などでおおった状態で使わない

熱がこもってケースが変形したり、火災の原因となることがあります。

2014年7月17日星期四

SAMSUNG LTN173KT02液晶パネル修理交換

LTN173KT02液晶パネルの修理とキーボードの修理であるが 。修理と言うよりもおそらく大半は部品の交換と言うことになるだろう。それには液晶周りを分解しなくてはならないわけだが、見て分かるようにノートパソコンの液晶パネル部分は非常に薄い。あの薄い部分にいろいろなパーツがあり配線もされている。

素人がこれを分解しようとすると下手をするとこれらの部品を破壊、断線などしてしまい、更なる故障を引き起こす可能性が非常に大きいのである。よほどのスキルがない限り、一般の方が液晶周りを修理するのは止めた方が無難かも知れない。

メーカではLTN173KT02液晶パネル周辺の機器が故障した場合はその原因がバックライトであろうがインバータであろうが、その他のパーツであろうが、その如何にかかわらずそれらをすべて『液晶ユニット』という一つのパーツ群として、丸ごと交換してしまう。その方が手っ取り早く交換が可能だからである。故障個所を調べ、原因を調べ、そして修理する・・・それだけの事をしていると時間を非常にくう。

今は何でも早さが売りとなっているから、なるべく早く交換したいのだ。そのために『ユニット』と言う単位でやってしまうのである。結果、交換する部品単価が上がってしまうというわけだ。

修理業者がメーカよりも安い値段で修理できるのはこの修理を部品ごとに行うからだ。バックライトやインバータなどのパーツを個別に修理するのだ。だからメーカーよりも安く修理する事が可能となるのである。 であるが、再三言ってきたように、液晶周りのパーツは純正品でないと光の色味が変わるなど元の状態に完全に戻らないと言うこともありえる。さらに、あまり古い機種だとメーカにもパーツ在庫がない為修理不能なんて事もありえる話しである。

LTN173KT02液晶パネル周りの故障の場合は買い替えも一つの手段だと言うことを考えておく必要がある。

SPI-250G PC用電源の総括

電源にはさまざまな規格があり、どれを選んでよいか迷ってしまいます。そこで、一般的な自作PCを作る場合を想定した、簡単なSPI-250G 電源の選び方を説明していきます。

1.電源規格・・・選択肢はATX12V、ATX12V Ver2.x、ERS12Vとなります。ATX12Vは、規格自体が古く、ほぼATX12V Ver2.xに融合されているため、選択肢からはずします。ここで、EPS12Vは安定した電源供給ができ、ほとんどの製品で、ATX12V Ver2.x規格を含んでいるため、電源規格はEPS12Vを選択します。

2.SPI-250G 電源容量・・・自分の選択したPCパーツと相談して決めることになります。
ほとんどオンボードで済まし、CPUの消費電力が少ない場合は250~350Wですみます。マザーボードにローエンドビデオカードや、拡張カードを搭載し、CPUの消費電力も中くらいなら、350~450Wがいいでしょう。

ハイエンドパーツで構成し、CPUの消費電力が大きい場合は500W以上を選択します。

3.コネクターを確認・・・すでに他のPCパーツの選択は完了しているとおもいます。それらのPCパーツを動作させるために必要なコネクターの規格や数が間に合っているのかを確認します。主に、12Vメインコネクターが20ピンor24ピンか。

これで大まかな製品スペックが絞られたと思います。後はその内容を商品検索などにかけ、好きなブランドやユーザーレビュー、静音、安定性などの面で選んでいきます。SPI-250G PC用電源の商品検索ができます。

2014年7月14日星期一

SAMSUNG LTN156AT32 液晶パネル故障症例

LTN156AT32液晶パネルは、落下させたり、物をぶつけたりして液晶パネル表面のガラス板破損の場合と、液晶パネル自体の基板が故障してしまった際に発生する、ライン抜けや、コントラストの異常があります。

ノートパソコンの液晶ディスプレイに物をぶつけてしまった場合などの故障状況は、黒い斑点のようなものができ、液晶漏れを起こしてしまい、表示できなくなってしまうものが多く、液晶パネルの交換が必要となります。

また、ノートパソコンを落下させた際に、バックライト(冷陰極管)が割れて暗くなってしまった際は、バックライトのみを交換させて頂きますので、メーカーのように、バックライトが切れただけにも関わらず、高額な液晶パネル交換をお勧めすることはありません。

その他、LTN156AT32液晶パネルのコントラストの異常は、液晶パネルの不良であるとも考えられますが、画面が白っぽくなり、はっきりと見えないような状況になります。また、液晶パネルに帯のように表示されない、あるいは変色してしまうような状況が発生することがあります。これは液晶パネルに局所的に力がかかって、液晶パネルの駆動回路が異常となった際に発生します。

また、液晶パネルに表示される映像に、赤、緑、青などの線が縦に入ってしまう、ライン抜け状態も液晶パネルの交換で解消できます。これも駆動回路の一部が外からの圧力などで破損した場合や、もともとの不良の場合もあります。

ノートパソコンに採用されている、LTN156AT32液晶パネルの機種によっては、画面が黄ばんでくるものや、静電気で寄せ付けられた埃が集積して、一部に斑点のような黒い影が現れるものもあります。 このような状態が気になる方にも液晶パネルの交換をお勧めします。製品によっては内部の反射シートのみを交換して、修理できることもありますので。

FSP SPI-250G電源選びの電源容量

SPI-250G電源で一番重要となる電源容量についてですが、実際にどの位の容量が必要なのか判断しにくいものです。
そもそもPCパーツ構成によって容量は変わってくるので、一概に”何W”とはいいにくいのが事実です。それでも、十分な電源容量を持つ電源を使用しないと、PCに負荷がかかったときに急にシャットダウンしたり(不安定になる)、そもそも起動しない事もあります。

一般的な目安として、400~450W程度あれば十分だとされています。もっとも、高性能なハイエンドパーツを使用した高スペックPCだと500W以上必要になります。

高性能なハイエンドパーツとは、3Dグラフィックス機能を搭載したビデオカードや、高クロックのCPU等です。

SPI-250G電源も音が静かな、静音タイプが発売されています。パッケージに「静音」と書かれているものは、通常のタイプより動作音が静かになっています。主に、ファンを大口径のものに変更したり、中にはファンレス(無音)の電源もあります。

次に、各電圧ごとの容量も考える必要があります。

3.3V・・・メイン・メモリとその周辺回路、PCIスロット、そのほかマザーボード上の低電圧対応ロジックICなど

5V・・・マザーボード上のロジックIC、各種ドライブ、PCIスロット、プロセッサ・コアの電源(電圧を下げて利用)など

12V・・・各種ドライブのモーター、PCIスロット、プロセッサ・コアの電源(電圧を下げて利用)など

主にどのパーツに該当するのかまとめましたが、あくまで参考です。
例えば、CPUの消費電力が大きいモデルを搭載した場合、12Vの出力が大きいSPI-250G電源を選ぶようにするという考え方ができます。

2014年7月7日星期一

大容量に比例して静音FSP FX700-GLN 電源が重要

CPUやケースファンを異様に気にする人が居られますが、FX700-GLN 電源のファンは結構な騒音です。アイドリング時ならば、ファンの音の大きさを底上げしているものと考えます。

どの程度の冷却が必要か、使われている部品の種類などによりファンの回転数は変わる上、製造メーカーの調整になるため、静音だから良いとは言えません。無理をしているのかも知れない。

扇風機で例えると解りやすいと思いますが、ファンは、羽が小さい、枚数が多い、そして回転数が高い、この3つの条件で音は大きくなります。逆に、羽が大きく枚数が少ないものは、回転数が低くとも冷却性能(風量)が大きくなるため騒音は小さくなります。

スリムやキューブを選ぶならば、静音に期待してはいないでしょう。

問題は普通FX700-GLN 電源の場合で、大きさはATXという規格で三辺の数値が有る程度決められています。大きさに限度があるということは、中身次第で騒音の大小は決まります。

FX700-GLN 電源容量が大きくなれば、風量も比例して大きくなるため、1000Wの静音と400Wでは、前者の方が騒音はでかいことが有ります。大容量になるならば、静音をお勧めしますが、それ以上にCPUが超高性能かつファンがリテール(インテルの標準、付属ファン)ならば、大して意味が無いかも知れません。

Dell GA240PE1-00 ACアダプタ電源使用上のご注意

Dell GA240PE1-00 ACアダプタ使用中、保管中にかかわらず、次のような場所に置かないでください。故障の原因になります。

異常に高温になる場所

ダッシュボードの上など直射日光の当たる場所や、熱器具の近くには置かないでください。炎天下や夏場の窓を閉め切った自動車内は特に高温になります。放置すると変形したり、故障したりすることがあります。

激しい振動のある場所

強力な磁気のあるところや放射線のある場所で使わないでください。正しく撮影、再生できないことがあります。

砂地、砂浜などの砂ぼこりの多い場所

海辺や砂地、あるいは砂ぼこりが起こる場所などでは、砂がかからないようにしてください。故障の原因になります。

Dell GA240PE1-00 ACアダプタは、コンセントの近くでお使いください。本機をご使用中、不具合が生じたときは、すぐに電源プラグをコンセントから抜き、電源を遮断してください。

ACアダプタを壁との隙間などの狭い場所に設置して使用しないでください。
強力な電波を出すところや放射線のある場所で使わないでください。

強い衝撃を与えたり、落としたりしないでください。

TVやAMラジオやチューナーの近くで使わないでください。TVやラジオ、チューナーに雑音が入ることがあります。

使用後は必ずACアダプタの電源プラグをコンセントから抜いておいてください。コンセントから抜くときは電源プラグを持って抜いてください。

本体や接続コードの接点部に他の金属類が触れないようにしてください。ショートすることがあります。

Dell GA240PE1-00 ACアダプタを海外旅行者用の電子式変圧器(トラベルコンバーター)などに接続しないでください。発熱や故障の原因となります。

2014年7月1日星期二

LTN160AT01液晶パネル長時間連続使用時の問題点の軽減方法

LTN160AT01液晶パネルを長時間連続使用した場合、いくつか画質上の問題点が発生しやすくなることがわかったが、それではこれらの問題点に対する対処方法は無いのであろうか。これらは液晶モニターの化学的な性質の変化であり、発生自身を防ぐことができないが、いくつかの方法をとることにより、これら現象を発生しにくくすることが可能である。ここでは、それら軽減方法について述べる。

1.モニターの電源に関するもの

こまめな電源オフ

LTN160AT01液晶パネルの連続使用をなるべく少なくするためには、一番手っ取り早いのは、モニターを使用しない場合にはこまめに電源をオフする(切る)ことである。電源を切ることで、それまで進行していた劣化等が一度止まったり、軽減する方向へ変化したりする。

パワーセーブの使用

次に挙げられるのはモニターのパワーセーブ機能の利用である。使われている環境にもよるが、PC ベースで画像を表示している場合などは、OS のパワーセーブ設定を行っておくことで、使用しない場合に自動的にモニターをパワーセーブ状態にすることが可能である。これにより、こまめに電源オフする場合と同じように、それまで進行していた劣化等が一度止まったり、軽減する方向へ変化したりする。
尚、スクリーンセーバーについては、LTN160AT01液晶パネルの場合はバックライトまでは消灯しないため輝度低下には効果は無いが、特に黒い画面のスクリーンセーバーであれば、液晶自身をリセットする効果もあるため、黒シミや焼き付き等については一定の低減効果があるようである。

人感センサーの使用

当社の EV シリーズ等では、人感センサーを搭載しているモデルもある。この場合、PC のパワーセーブ機能によらず、モニター独自で人の不在を検地し、パワーセーブ状態等にすることができる。これにより、上記と同じように、それまで進行していた劣化等が一度止まったり、軽減する方向へ変化したりする。

2.モニターの使用環境に関するもの

温度、湿度

使用温度や湿度は取扱説明書等に記載されているが、極端な温度等で使用すると、上記の現象が発生しやすくなる。なるべく、常温、常湿で液晶パネルを使用するのが効果的である。これは、液晶モニターの背面などでも同様であり、近傍に極端な高温物などが無いことが理想である。

直射日光

LTN160AT01液晶パネルを設置する場所によっては、直接日光が当たる場合があると思われるが、直射日光は紫外線などによる部材の劣化、液晶パネル、他の温度上昇など、上記の劣化現象の原因となるので、できるだけ避けるのが望ましい。