2013年8月5日星期一

断線したLENOVOアダプタを分解修理してみた

LENOVOアダプタ電源が壊れたそうで、当方にて預かり修理してみました。となるとACアダ

プタを分解する以外に方法無いんですが、ケースは超音波溶着されてるらしくネジ1つ見当

たりません。

プラスチックカッター(Pカッター)があれば楽なのですが、手元に無いため刃先の折れたデ

ザインナイフを使用。まずケースの継ぎ目にデザインナイフを差し込んでから、刃の背中

側(棟)に向けて引っ掻くように削っていきます(前述のPカッターと同じような原理)。この

とき右手でナイフの柄を持ちつつ、左手の親指で刃の固定部を押すように動かすとテコの

原理により楽に作業できます。


ある程度まで削れてきたら、隙間にマイナスドライバーを突っ込んで上下に動かしながら

徐々にこじ開けていきます。そしたらパキッという音と共にケースが真っ二つに割れま

す。パーツの品質はともかく普通に使う分には大丈夫かと。基板裏側はフラックス汚れや

ハンダ量不足とか…。

という訳で、ちぎれたケーブルを基板から外して加工。元のゴムブッシュは1部切り取って

穴空けしたのち、熱収縮チューブを被せたケーブルを通して接着。これを極性に注意しつ

つ基板にハンダ付け。ついでに基板裏全てのハンダを盛り直し。仮組みした状態で電源繋

いでテスター当ててみたら、規定電圧が出ていたので問題は無さそう。中の回路や部品も

無事で良かったです。

ちなみに、+側はテスターの電極が入らなかったため糸ハンダを巻いて接続。このよう

に、LENOVOアダプタ電源、通常動作とすることができる

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